芝生化へウッドデッキ撤去 伊那市荒井の公園

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セントラルパークのウッドデッキを撤去する住民ら

伊那市と住民有志らが協働で改修に取り組む同市荒井の公園「セントラルパーク」で12日、老朽化したウッドデッキの撤去作業があった。十数人が交代で板材を剥がしたり、運んだりと熱心に手を動かした。3月20日ごろまでに業者による芝生化工事を行い、地域の憩いの場として整備を進める。

同公園は旧伊那市役所跡地にあり、2006年に開設した。面積は約760平方メートル。ウッドデッキの改修が必要になる中、住民から地域の将来像を考える声が上がり、20年に地元の通り町一丁目商店会や専門家、学生らでつくる有志団体「育つco―en(コーエン)」が発足。行政と整備計画を練ってきた。

ウッドデッキの面積は114平方メートル。昨春には、東京五輪聖火リレーのイベント会場にもなった。現在、デッキの下部には空間があり、さらに下はコンクリートで固められている。計画では、コンクリートに代えて芝生を張る予定。土には、同市新山地域の竹林整備で出た竹炭を混ぜて生育促進を図る。

参加者は電動ドライバーで板の留め具を外し、次々と剥がしていった。板材は300枚ほどあり、約6メートルもある板も。廃材は、公園内のベンチや即席ステージの材料として再利用するという。

昨年聖火ランナーを務め、この日の撤去作業に参加した白鳥杏奈さん(30)=辰野町=は、「芝生になった時に訪ねる楽しみが増える。コロナで大変な状況でも、新しい変化に挑戦する人 たちを見ると元気になれる」と話していた。

co―enメンバーで、同商店会セントラルパーク管理部の平賀裕子さん(58)は「多くの人が関わり、愛される場所になってほしい」と期待していた。
 5月には、廃材を再利用するワークショップを計画している。

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