ペレットストーブ展示場開設 上伊那森林組合

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さまざまな種類のペレットストーブなどが並ぶ展示場

上伊那森林組合は伊那市高遠町上山田に、ペレットストーブとまきストーブの展示場を開設した。国内外のメーカー製品計22台がずらりと並ぶ。地元の間伐材を活用した木質ペレット(木質固形燃料)生産工場の敷地内に整備。自然エネルギー促進の新たな拠点として期待が高まる。15日に報道陣に公開、本格的なスタートをPRした。

展示したストーブは、販売代理業を担う同組合が扱う製品。高さ約80センチ、重さ65キロのものから、高さ約1.5メートル、重さ約250キロまでさまざま。タイマー設定やリモコンによる温度調節など機能も豊富という。見学の際は、職員の付き添いで着火なども体験できる。

同組合は2003年に木質ペレットの生産工場を設置。カラマツとアカマツの間伐材を粉砕、乾燥、圧縮して成形するペレット「ピュア1号」は燃焼効率が高く、残る灰も少ない。日本木質ペレット協会の認証を受け、県内外からも評価を得ている。20年度には生産実績約3500トン、販売実績約3900トンと過去最高を記録。21年度は、さらに更新する見込みという。

展示場は販路拡大など事業規模を広げる一環で計画した。昨年、県の仲介による国の補助金で生産装置を更新。施設の整備に合わせ、敷地内にあった 同組合旧中部支所事務所の建物を転用した。

組合長の白鳥孝伊那市長はペレットの活用について「化石燃料からの脱却のため、身近な森林資源を使い、地域で循環させる理想の形」とし、さらなる発展に期待。竹内一晴工場長補佐は「ペレットを使う自然な形で、環境問題に携わる人を増やしたい。周囲の施設と協力して、再生可能エネルギーの取り組みを推進したい」と話していた。

見学は平日の午前8時~午後5時のほか、土日は事前予約で対応する。平日も予約が望ましい。問い合わせは、同組合の工場(電話0265・94・1173)へ。

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