昭和伊南病院の新病院建設計画 策定先送り

LINEで送る
Pocket

昭和伊南総合病院(駒ケ根市)の新病院建設計画について、病院を運営する伊南行政組合は17日に開いた組合議会定例会と全員協議会で、今年度中を予定していた建設基本計画の策定を、来年度以降に先送りする方針を明らかにした。新型コロナウイルス感染症の収束が見えない中、患者の動向などの検討に時間を要し、建設地や病院機能、病床規模についても慎重な検討が必要と判断した。

新病院建設に向けては2020年8月に基本構想を策定。駒ケ根市内に220床規模の施設を建設する構想を示し、昨年2月の組合議会定例会で21年度中に基本計画を策定する方針を示していた。

組合長の伊藤祐三駒ケ根市長は「感染収束の兆しが見通せず、患者動向などに関して検討に時間を要する」と説明。「建設地の検討も続けている。診療報酬改定による影響も踏まえ、病院機能や病床規模などについて慎重な検討が必要」とし、策定時期の先送りに理解を求めた。

組合では計画の策定に当たり、新興感染症の対策や脱炭素の取り組み、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進といった視点も取り入れていく考え。22年度中の計画策定を目指し、基本設計に着手する方針だ。

おすすめ情報

PAGE TOP