諏訪地方6人の人生紹介 語り伝承第3集完成

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語り手の経験などがつづられている「諏訪地方の語り伝承 第三集」

諏訪地方の人生経験豊富な人たちに当時の暮らしや世相などを語ってもらい、冊子にした「諏訪地方の語り伝承」の第3集が出来上がった。茅野市や諏訪市、原村在住ののこぎり職員や神社宮司、フリーアナウンサーなど6人を紹介。茅野市八ケ岳総合博物館で5日から販売を始める。

同館市民研究員の「語り伝承グループ」(13人)が次世代に語りをつないでいきたいと、2020年に第1集を発行。年1冊のペースで制作している。

第3集も、語り手の自宅などで聞き取り、録音を起こして文章にした。方言はそのまま記載、表情豊かな写真も載せた。

東洋精機を設立した小川哲男さん(収録時91)=茅野市=や、セロリの産地化に励んだ丸茂伊一さん(同91)=同=は戦時中の経験も話す。のこぎり職人の牛山元文さん(同87)=同=は作業をしながら製作工程を案内する。

フリーアナウンサーの小林節子さん(同75)=原村=は同村への移住経緯も紹介。八剱神社宮司の宮坂清さん(同70)=諏訪市=は神社の歴史などを説明する。アコーディオン奏者として知られる八幡正雄さん(同96)=同=は諏訪湖での体験などを語る。

同館の両角徹生館長は、この冊子には不思議が力がある―として「読者の心を揺さぶる確かな力を持っている本」と寄せている。B5版、144ページ。一部700円(税込み)。

第1集(掲載6人)、第2集(同7人)も同館で販売している。郵送希望者は別途郵送料が必要。申し込み、問い合わせは同館(電話0266・73・0300)へ。 

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