ライチョウの生態伝える 高橋さん写真展

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四季折々のライチョウの写真と高橋さん

伊那市創造館は9日、ライチョウの生態を伝える写真家、高橋広平さん(44)=安曇野市=の作品展「雷鳥~四季を纏う神の鳥」(八十二文化財団共催)を始めた。北アルプスなどに生息し、絶滅の危機にひんするライチョウを捉えた写真パネル22点を紹介。「県や市の鳥でもあるので広く知ってもらい、保護にもつながれば」としている。30日まで。

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高橋さんは北海道生まれ。2007年の北アルプス登山で出合ったライチョウに「一目ぼれ」し、写真を始めた。県内外で展示活動を行い、今回は15年間に撮りためた中から人気作品を展示。タイトルは季節の移ろいとともに羽が生え変わり、神の鳥とも称されることから付けた。

会場では越冬する雄の群れ、雪から顔だけ出して身を隠す1羽など、厳冬期の過酷な環境で生きる姿が見てとれる。代表作の一枚は、白い冬羽と丸々とした体で小首をかしげ、つぶらな瞳が愛らしい。被写体近くにカメラを構え、母鳥と生後間もないひなを写した作品もある。

「何といってもかわいらしさがある」と高橋さん。「展示を通して多くの人に魅力を伝え、興味を持ってもらえたらいい」と期待する。

■27日に環境講座

会期中の27日には、高橋さんらを講師に招いた環境講座を同館で開く。午前11時から小中学生に向けた「写真で見る”伊那市の鳥”ライチョウの生態」、午後1時30分から一般向けの「ライチョウと共に生きる」がある。定員は各50人で、いずれも予約が必要。問い合わせは同館(電話0265・72・6220)へ。

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