辰野ほたる祭り 今年はオンライン中心に実施

LINEで送る
Pocket

現地観賞の中止など規模縮小による開催方針を決めた信州辰野ほたる祭りの企画会議

辰野町の「第74回信州辰野ほたる祭り」の企画会議は18日、町役場で開き、新型コロナウイルス感染防止のため、今年のほたる童謡公園(松尾峡)での蛍観賞、地元出店の企画をそれぞれ中止すると決めた。同日時点の町における県感染警戒レベルが「5」だったのを受け、今月策定したガイドラインに基づき、安全対策を優先する判断を下した。祭りは予定通り6月11~19日に開き、蛍の動画配信などのオンライン企画を中心とした規模縮小型で行う。

実行委員が承認した祭りの計画だと、現地での蛍観賞と地元出店企画「辰野のじもとイチ!」のほか、期間序盤に予定した歩行者天国も中止。ガイドラインでは現地観賞について、警戒レベル「5」以上で中止、「4」または「3」の場合は町民および町内在勤者、在学者に限定して松尾峡を開放するとしていた。

開幕式はオンラインで実施。蛍は昨年採用し好評だった、ライブ動画の配信による観賞を楽しんでもらう。新たな試みとして、スマートフォンなどで参加できる拡張現実(AR)技術を活用した景品付きスタンプラリーを予定。ほたる川柳、踊りや演奏のオンラインステージ、子どもの作品展など、蛍にちなむ趣向を凝らした企画を展開する。

実行委員会は、現地観賞などの中止理由について「まん延防止等重点措置の解除以降も、警戒レベル5以上が継続している。来場客の密集を考慮すれば、現地観賞や出店企画はリスクが高い」と説明。物品手配などの都合上、3月に方針決定をする必要性があったとして理解を求めた。

大会長の武居保男町長は「残念な形だが、町民や地域の皆さんの安全を考えた。全面的な中止ではなく、前向きに企画を行って次へつなげたい」と話した。

おすすめ情報

PAGE TOP