御柱祭 下社山出しは4月8、9日の2日間

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岡谷市、下諏訪町、諏訪市上諏訪の大総代で構成する御柱祭下社三地区連絡会議は18日、新型コロナウイルス感染防止のため、トレーラーでの運搬が決定している諏訪大社式年造営御柱大祭(御柱祭)の下社山出しについて、搬送日を4月8、9日の2日間にすると発表した。運搬ルートは下諏訪町の棚木場から注連掛まで人力での曳行路とほぼ同じ。御柱8本の運搬順は曳行順とし、トレーラーに2本ずつ乗せ、一日に午前と午後で計4本を運ぶ。トレーラーの前後には役員が隊列を組む。

棚木場近くの曳き出し地点で神事を行ってから、クレーンで御柱2本をトレーラーに積み込み、出発式後、搬送を開始。萩倉の集落を経て、木落し坂手前で右折して国道142号に入り、旧道から注連掛に運搬する。

隊列参加者は各柱の曳行役員の正副係長とし、柱ごと総勢70人程度に制限。柱ごとの2列の隊列で進み、旗係を先頭に元綱係、てこ係、大御幣(軽トラック2台)、御柱2本を積んだ大型トレーラー、追い掛け綱係、最後に清掃係(軽トラック2台)の順番。神事と木やりは棚木場と注連掛のみで行い、途中でのセレモニーは行わない。安全確保のため、曳行中は交通規制をかけ、隊列以外の人の立ち入りも禁止とする。

上社山出しでは隊列を組まず、一日で御柱8本を運搬する方針がすでに発表されている。この点の違いについては、同会議は下社山出しの曳行路が5キロ弱と短いことや、「各係の担当者はずっと準備をしてきた。その思いを壊さないように」と配慮をにじませた。トレーラーとの間隔は十分確保して安全を図るほか、人と人との間隔も1メートル空け、密集を避ける計画だ。

同会議の小林正夫会長(72)=諏訪市大和=は「一般の方に参加してもらえず残念だが、できる範囲で役員の皆さんには参加してもらい、祭りを催行したい」と話した。

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