岡谷市子ども発達支援センター 開所1年

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子どもの発達状況に合わせて作業療法士が設置した遊具。遊びながら全身を動かし、運動能力を養う

岡谷市が運営する子ども発達支援センター(同市堀ノ内)が、開所1年を迎えた。従来の通園訓練施設「まゆみ園」(同市郷田)を西堀保育園園舎の2階に移転・新設し、昨年4月2日に開所。新たに作業療法士を配置するなど支援体制を充実させ、昨年度は未就学児13人が利用した。今年度は「はじまりの会」を4日に開き、7人が利用を始めた。

同センターは、市内在住で言葉や心身の発達に心配がある就学前の乳幼児とその家族が利用対象。親子で一緒に通園し、遊びや友達との交流を通じて、子どもの成長を促していく。市の乳幼児健診の際に、保健師が支援を必要とすると判断した場合、保護者に利用を勧めるケースが多いという。

利用者には、保育士をはじめとした専門のスタッフが対応。言葉を話すことやコミュニケーションが苦手な子どもには言語聴覚士が支援する。リズム室には、作業療法士が子どもの発達状況を考慮して組み立てた大型遊具を設置。遊びながら全身を動かし、運動能力やバランス感覚などを養う。保護者には、育成支援コーディネーターらが相談に乗ったり子どもへの関わり方をアドバイスしたりする。

昨年度は11人が同センターを巣立ち、保育園や幼稚園に入園した。3月末まで同センター長を務めた松下弘子さんは「遊びながら一つ一つできることが増えていくので子どもたちは楽しんで通っていた」と振り返り、「今後は子育て中の親にとってより身近な場所になってほしい」と期待。両角むつみ新センター長も「親子が安心できる温かい居場所にしていきたい」と話している。

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