伊那市議選開票に大幅遅れ 立会人確認に時間

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伊那市議選の投票用紙を確認する立会人ら=25日午前1時すぎ

24日に投開票された伊那市議選は、開票作業に時間を要し、終了時刻が25日深夜にずれ込んだ。立会人による投票用紙の確認作業に時間を要したことが主な要因。市選挙管理委員会の黒田強委員長は「有効票と無効票の判断で時間を要した。開票作業のトラブルやミスではない」と述べた。

市選管は当初、開票終了予定時刻を24日午後11時30分ごろとしたが、実際に開票率100%の票が確定したのは25日午前1時だった。この日は市長選と市議選の投開票を実施。午後8時50分から市役所で開票作業を行った。

市議選は定数21に対し現職と新人計27人が立候補。定数を6人上回る激戦だった。立会人は選挙の不正を監視する役割があり、公募の9人が参加。この日初めて経験する人も含まれた。

市議選では、投票用紙に候補者の氏名を書く「自書式」を採用した。市選管によると、開票では、姓や名前の読み方が重なり「案分票」として振り分けられる場面が多かったほか、投票用紙に候補者氏名に該当しない文字や誤字、不明瞭な文字などがあり、立会人はこうした票の判定に時間を掛けた。

大幅な開票時間の遅れについて、黒田委員長は「厳正な選挙で、開票を機械的に片付けるわけにはいかない。必要な手続きだ」と主張。今後の開票時間短縮について「自書式の場合、改善はなかなか難しい」と述べ、正確な候補者氏名の記入を呼び掛けた。

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