御柱祭へ御用材4本正式決定 伊那の諏訪神社

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諏訪形区の諏訪神社御柱祭見立ての儀で御用材にしめ縄を取り付ける氏子ら

10月に伊那市西春近諏訪形で行われる諏訪神社御柱祭に向け、御用材を決める見立ての儀が7日、地元の山林であった。氏子ら約30人が参加。昨年9月に仮見立てしたスギ4本を御用材として正式決定。コロナ禍に負けず伝統祭事を完遂しようと、本祭成功へ思いを一つにした。

新型コロナウイルスの感染状況を見極めながら、実施を目指す。上伊那圏域の感染警戒レベルが3以下の場合は、曳行距離を従来よりも短縮させて感染対策を講じた上で、人力で曳く計画だ。

この日は、一の柱の候補木から順に大木を巡り、素性を確かめた。一の柱は区有林にあり、目通り周囲は168センチ。今御柱祭で初めて、4本の中で最も太い柱を区有林から調達できることになり、氏子らは立派に成長したスギの木を、感慨深そうに見入った。木札やしめ縄を取り付けると、柱の前に祭壇を設けて儀式を行った。残り3本は地元住民から寄進を受けた。

同神社御柱祭の一環で行われる騎馬行列は、市の無形民俗文化財に指定されている。同祭実行委員長の浦野紀和・諏訪形区長は「御柱祭は住民同士がつながり合える、伝統の祭り。コロナ禍前の日常生活の復活を願いながら、みんなで盛り上がれる祭りにしたい」と意欲を見せた。

今後は6月12日に斧入れ式を行い、4本の柱を伐採する予定だ。

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