女性の仕事と子育て両立支援 伊那市に新施設

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「ママand」内にあるテレビ東京ダイレクトの通信販売コールセンター=伊那市富県

伊那市が旧富県南部保育園(同市富県)の建物を活用して整備した「仕事と子育ての両立支援施設」の竣工式が20日、現地であった。母親が仕事をしている間、わが子が隣り部屋で過ごせる環境を備えた施設。白鳥孝市長は「女性の新たな雇用が生まれ、働き方のモデルになってほしい」と期待し、建物の愛称を「ママand」と発表した。

建物は、鉄骨一部木造建てで延べ床面積は611平方メートル。オフィス3室、研修室、飲食テナントスペース、エントランスホール、トイレなどを完備する。 総事業費は約1億7400万円。財源は国の 地方創生拠点整備交付金などを充てた。 設計監理はワイズ創造研究所、 施工は清野建設が担った。 愛称には「ママ安堵」や「ママと一緒」などの意味を込めているという。

同施設は、仕事と家庭生活を両立できる働きやすい職場環境の提供を通じ、女性の活躍を推進する狙い。建物内には、市と包括連携協定を結ぶテレビ東京ダイレクト(東京都)が業務委託するママスクエア(同)が、テレビ東京で放映する通販番組の商品注文を受け付けるコールセンターを運営する。施設は住民の交流の場としても使える。

コールセンター隣りにあるキッズスペースで遊ぶオペレーターの子どもたち

コールセンターは今月2日から稼働。年末年始などを除く毎日午前9時から午後9時まで営業する。現在、就学前の子どもを持つ母親ら18人がオペレーターとして活躍。さらに今後オペレーターを追加し、最終的には50人程度が交代で業務に当たる。オフィス隣りのキッズスペースには現在、1~2歳児10人が専門スタッフと過ごしている。

竣工式には30人が出席。物販や旅行業務に携わるテレビ東京ダイレクトの遠藤孝一社長は「念願だった自前のコールセンターを持つことができた。すてきなセンターにしていきたい。期待してほしい」とあいさつ。ママスクエアの藤代聡社長は「子どものそばで働ける職場を当たり前にするが当社の理念。安心して働き、世帯収入を上げることで地域の活性化につなげてほしい」と呼び掛けた。

オペレーターの求人に関する問い合わせはママスクエア(電話050・3196・8775)へ。

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