ロケ誘致で地域づくり 映画撮影地巡り考える

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ロケーション撮影を支援している今井建設社長の今井正和さんの案内で「中学林」の撮影地を巡る参加者=29日、富士見町境

富士見町で協働のまちづくりを目指して活動する「みんなの富士見」は29日、「富士見ロケ地SDGsツアー」を開いた。諏訪地方を中心に県内外から定員いっぱいの約30人が参加。セットの制作や設営などでロケーション撮影を支援する「今井建設」(同町上蔦木)社長の今井正和さんらの案内で、大野智さん主演の映画「忍びの国」などが撮影された地に足を運び、ロケ誘致を通じた持続可能な地域づくりを考えた。

富士見高原リゾート「八峯苑鹿の湯」を発着点に、バスと徒歩で「忍びの国」「関ケ原」、NHK大河ドラマ「真田丸」などが撮影された中学林、映画「キングダム2」撮影地の西学林へ。同施設支配人の藤田然さんも案内人を務めた。

今井さんは、写真を使って準備から撮影までの流れや舞台裏の取り組みを紹介。中学林の広大な草地には現在、太陽光パネルが並ぶが、かつては「360度全てに近代的構造物が見えず、時代劇などのロケで選ばれていた」とした。「下草刈りなどの費用を制作会社側が出してくれる。里山も整備できて、ロケもできて一石二鳥」とも強調した。

俳優陣が立った場所で記念写真を撮る参加者の姿も。町内で活躍する「縄文人ムサイさん」にも似た忍者が、大野さんの”代役”としてツアーに同行した。八峯苑鹿の湯が用意したロケ弁を昼食で味わい、ロケ誘致による地域活性化やSDGsとの関係性も考え合った。

「エンドロールの撮影協力は必ず見る。きょうは貴重な体験ができた」と茅野市中大塩の70代夫婦。「暇な時間はあるので、ロケ地の整備に協力し、ロケによる活性化に貢献できればうれしい」と話していた。

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