本一の建て御柱再現 4カ月掛けリアルに

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木工細工でミニチュアの御柱を趣味で手作りする諏訪市飯島の矢崎和夫さん(68)は、諏訪大社上社御柱祭の本宮一之御柱の建て御柱を再現した「諏訪大社本宮建て御柱ジオラマ」を制作した。地元の四賀地区が豊田地区とともに担当した「本一」が、境内の木々にロープやワイヤを巻き角度を上げていく一場面。4カ月掛けてリアルに作り、会心の作に喜びもひとしおだ。

本一の建て御柱のジオラマを制作した矢崎さん

本一の建て御柱のジオラマを制作した矢崎さん

剪定(せんてい)材から想像が膨らみ制作意欲が湧くという矢崎さん。前々回の御柱祭からミニ御柱を作り始め、御柱年の四賀公民館文化祭には作品を披露。「前宮一」を担当した前回もジオラマを作った。

今回はヒノキを材料に6月から制作を開始。実際の建て御柱の図面を建て方関係者に借り、自身も本宮に足を運び立木の配置を確認して50分の1縮尺の図面を作った。100センチ×65センチの土台に、境内のこま犬や手水(ちょうず)舎、石段、塀重門、参拝所なども作って配置。建てるための滑車や車地なども部品から試行錯誤を繰り返して手作りした。縄の結び方は担当者から聞き、ワイヤは染めて本物のように輝くように仕上げた。 ジオラマは16日の四賀公民館文化祭に展示し住民の注目を集めた。本物志向のこだわりで完成させ、「満足の出来。本宮の雰囲気を出して再現できた」と笑顔で話す。

同時に60センチ×30センチの土台に七五三巻きで建てる人力と、車地や滑車で建てる機械式による建て方を紹介する「諏訪小宮建て御柱ジオラマ」も制作。大小のジオラマは諏訪市に寄贈する予定でいる。

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