八ケ岳山麓「馬耕」 刈り入れ後の田んぼ

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色づき始めた八ヶ岳山麓で行われた馬耕

色づき始めた八ヶ岳山麓で行われた馬耕

茅野市と原村の境付近の八ケ岳エコーライン沿いで24日、刈り入れ後の田んぼを馬を使って起こす昔ながらの作業「馬耕」が行われた。周辺で馬が働く姿は珍しく、「馬力」を発揮したパワフルな仕事ぶりが通り掛かる人の視線を集めていた。

田んぼは広さ17アール。同村で森を開拓し、廃材で建物を造り、自給自足でレストラン「カナディアンファーム」を営む長谷川豊さん(62)が無農薬でつくっている。作業を行ったのは伊那市高遠町で馬耕や馬搬で生計を立てている横山晴樹さん(38)、紀子さん夫妻と、オーストリアの在来種ハフリンガーの馬「ビンゴ」(11歳)。長谷川さんは馬の知識もあり、若い横山さん夫妻の活動に協力しており、昨秋の荒起こし、今春の代かきも依頼した。

この日は、ファームの仲間も協力。晴樹さんが手綱を引き、ロープで後方に取り付けた鍬を紀子さんらが交代で支えながら前進。最初は手こずったが次第にタイミングが合ってくると、土は一気に掘り返されていった。車で立ち寄った主婦は「すごい力ですね」と感心していた。

長谷川さんは 「昔のことを守り伝えることは大切。Iターンで馬のいる暮らしを実現させた横山さんをこれからも応援していきたい」と話していた。

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