災害時の障がい者支援は 関係者対象の勉強会

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災害時の課題についてそれぞれの立場から意見を交わす参加者

障がい者の自立支援などを行う下諏訪町の一般社団法人「ゆらゆら」は29日夜、「地域の力で災害を乗り切るための勉強会~障がい福祉編」を下諏訪総合文化センターで開いた。町内の福祉や防災、行政などの関係者を対象に開く全7回の勉強会の初回。来年1月まで毎月開き、障がい者が災害時に安心して避難し、支援を受けられる体制づくりを図っていく。

近年、2019年の台風19号や昨夏の諏訪地域に甚大な被害をもたらした大雨被害など、県内で自然災害が多発している現状を踏まえ、避難支援や避難所運営などに当たる関係者に障がい者らに対する支援の理解を広げようと企画。同町の補助金「地域の活力創生チャレンジ事業支援金」を活用した。

初回のテーマは「災害時の支援体制について」。町内の福祉施設や防災団体、町危機管理室、町消防団から7人が参加した。昨夏の大雨被害の対応に当たった防災士や町職員らが被災時の状況を説明して情報共有した後、2グループに分かれてそれぞれの立場で感じた災害時の感想や課題について意見を交わした。

参加者からは「住民に避難を呼び掛けたが、本当に避難所が安全なのか不安だった」「災害ごみの処理をどうするか」などの意見が聞かれた。また、障がい者と日々接する福祉施設職員からは「障がいのある人は急な環境変化に弱い。周囲の理解を得て避難所で共同生活をするのは簡単なことではない」と話した。

次回は8月は「インクルーシブ防災(避難生活編)」をテーマに開く。

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