タカトオコヒガンザクラが満開になり、花見客でにぎわう伊那市高遠町の高遠城址公園

桜満開最高潮 高遠城址公園「祭り」にぎわう

2024/04/12 06:00
地域

 伊那市は11日、同市高遠町の高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラが満開になったと発表した。市によると、過去10年平均より2日遅く、最速だった昨年より10日遅いという。約1500本のタカトオコヒガンザクラが咲きそろい、園内は「天下第一の桜」を一目見ようと集まった花見客でにぎわっている。見頃は1週間ほど続く見通しで、「さくら祭り」はいよいよ最高潮を迎えた。

 

 5日の開花宣言から6日目での満開。タカトオコヒガンザクラは3月に続いた雪と今月9日の雨を乗り越え、固有種ならではの小ぶりで赤みの強い花を付けた。公園全体を覆う桜の木の下は、花を見上げる群衆の笑顔に彩られている。公園周辺の駐車場には県外ナンバーの車や大型バスが並び、山間の城下町に人波が広がっていた。

 

 愛知県豊橋市から夫と2人で来場した谷井文子さん(64)は、新聞の朝刊に掲載された一面桜色になった高遠城址公園の写真を見て3時間かけて訪れた。「高遠の桜は10年ぶり。花の色が濃くて、桜の木もたくさんあって見応えがあります。車で来るのは年齢的にも最後になるかもしれない。満開を見るのは初めて。良い思い出になりました」と笑顔で話していた。

 

 園内入場は散り終わりまで有料となる。入園料は大人600円、子供300円。夜間はライトアップやプロジェクションマッピングなどの演出も行われている。

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