ど根性で最後のひと花を咲かせる折れて倒れたタカトオコヒガンザクラ

豊南短大の桜 折れた幹から「ど根性」開花

2024/04/16 06:05
地域

辰野町の信州豊南短大の敷地内にある1本のタカトオコヒガンザクラが、今年3月の雪で半分に折れた。同短大が開学してほどなく植栽された桜。開花前に折れてしまったが、折れた部分は横倒しのまま「ど根性」で最後のひと花を美しく咲かせている。

 

同短大は1983年に信州豊南女子短期大学として誕生。タカトオコヒガンザクラは、同短大が上伊那初の大学であったことから、当時の高遠町から大学の発展を願って贈られたものだという。

 

県道から校舎へと続く構内の曲がりくねった道沿いにあり、大学のシンボル的な桜として大切に育てられ、地元住民にも親しまれている桜。根元から1メートルほど上の部分で4本に分かれているが、このう2本が今年3月1日に降った雪の重みで折れて倒れてしまったという。

 

折れた時点で既に花芽が付いていたため、同短大では「最後に花を咲かせてあげよう」と倒れたままに。折れた箇所は痛々しくむき出しの状態だが、横倒しになった枝は見事に花開いた。

 

同短大では、花が散った後に折れた部分を撤去する予定で、「折れてしまったのはとても残念。残った部分は適切に処置し、今後も花が咲くよう大切にしていきたい」と話している。

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