江戸時代と現在の高遠の様子を比較できる地図

江戸と現代、高遠の街 「古地図ラリー」販売

2024/04/18 06:00
経済

伊那市観光協会は、同市高遠町の江戸時代と現代の街の様子を比較できる地図を販売している。「古き道 今の道『高遠道中 古地図ラリー』」と命名。ご城下通りをはじめ高遠の街中を描いたとされる絵図に郵便局など今存在している建物の位置も示してあり、地域の変遷を視覚的に確認できる。クイズなど楽しみながら地域の歴史に触れる要素も盛り込み、まち歩きの参考にしてもらう。

 

昨秋に高遠城址公園で開かれたもみじ祭りで試験的に配布したところ好評だったため改めて作製。地図作りには市の学芸員の協力を得た。

 

「元禄10(1697)年高遠城下町絵図」(市民俗資料館旧池上家蔵)を使用した面では、ご城下通りが現在とほぼ同じ配置だと分かるほか、市高遠町観光案内所や郵便局の場所も記して江戸時代と現在の建物の位置関係をより明確に示した。このうち市高遠町総合福祉センター「やますそ」の場所には今の行政機関のような役割の施設「問屋役所」があったとされる。

 

反対側の面には地元出身の日本画家・池上秀畝に手による「旧高遠城之真景図」を活用。高遠城を鳥瞰的に描いたもので、進徳館や勘助曲輪などさまざまな施設や設備の表記がある。川や山に囲まれた天然の要塞だったこと、その形状にちなんだ城の呼称なども紹介している。

 

地図はA3版の両面フルカラー。各面には高遠にちなんだクイズを複数掲載した。歴史に詳しくなくても楽しめる内容となっている。

 

同協会は「古地図と照らし合わせてみることで新しい発見があると思う。歴史薫る高遠の街を歩いてみて」と話している。

 

1枚100円(税込み)。同案内所と市高遠町歴史博物館で販売。問い合わせは、同案内所(電話0265・94・1745)へ。

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