鷹匠がカラス追い払い 諏訪市が来年度試行

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諏訪市は来年度、市街地のカラス対策として、タカを飼育・訓練している「鷹匠」による追い払いを試行する方針だ。ごみ収集場所でごみをあさったり、路上のふんが美観を損ねたりと被害に頭を悩ます中、天敵とされるタカで追い払いの効果が上がるか検証する。

JR上諏訪駅周辺では対策としてライトを照射させたり、天敵であるフクロウの模型を置いて音を出したりしてきたが、効果はなかなか出ていないのが現状。昨年3月には市役所近くの電線のつなぎ目にカラスの巣の枝が接触して漏電、付近の約500戸が一時停電するなど市民生活にも影響した。

市農林課は、長野市でムクドリ対策として鷹匠による追い払いが一定の効果が出ていることなどに着目し、試験的に導入することにした。

市街地での追い払いに適しているタカの一種「ハリスホーク」を飛ばしてカラスを威嚇、駆除。学習能力が高いとされるカラスに覚えさせ、遠ざけるのが狙い。カラスが集まる時間帯などを調査した上で、週1回、計3回ほど行う予定。被害の苦情が多い冬を想定している。

訓練した鷹匠がいる静岡県内の専門業者に委託する方針。市は来年度一般会計予算案に委託料として16万円を計上した。

同課は「カラス対策としていろんな取り組みをしてきたが、効果が得られなかった。今回は音や光を出さないので環境にも優しく、期待したい」と話している。

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