雨粒をまとうカタクリの花=伊那市のかんてんぱぱガーデン

春実感、カタクリ見頃 かんてんぱぱガーデン

2024/04/04 06:00
地域

 4日は二十四節気の一つ「清明」。万物が清らかで生き生きとする頃とされる。伊那市西春近のかんてんぱぱガーデンでは、薄紫色の花びらを付けたカタクリの花が見頃を迎えている。

 

 伊那食品工業によると、カタクリは先週から咲き始め、開花は例年並み。4月中旬ごろまで楽しめるという。3日は雨や寒さの影響で花が閉じていたが、雨粒をまとった花びらがきらきらと輝いていた。園内では多年草のショウジョウバカマが見頃を迎えているほか、ミズバショウも咲き始めている。

 

 同社の深井望央さん(26)は「桜が咲く前の楽しみとして小さくてかわいらしいカタクリを見てもらい、春の訪れを感じてほしい」と話している。

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