保育の質の向上考える 伊那でシンポジウム

LINEで送る
Pocket

子育てシンポジウムで事例発表をする市保育プロジェクト委員会のメンバー

子育てシンポジウムで事例発表をする市保育プロジェクト委員会のメンバー

伊那市子育てシンポジウムは5日、県伊那文化会館で開いた。県内外の保育士や子育て関係団体から約400人が参加。「次世代を担う子どもたちの健やかな育ちを願って」をテーマに、市保育士による事例発表や講演会、分散会などで保育の質の向上を考えた。

市が主催し、毎年実施。今年は伊那市合併10周年記念事業としても位置づけた。

事例発表では市内の保育士でつくる市保育プロジェクト委員会のメンバーが市内各保育園で行っている食育や地域に根ざした保育活動の様子を紹介。知りたがる・面白がる―など意欲を持った子どもへの育ちを促す「がるがるっ子」の取り組みや木育として各園で園庭の樹木を「シンボルツリー」に定め、全園児で観察を継続する事例も報告した。

講演では大阪教育大学の小崎恭弘(こざき・やすひろ)准教授が「子どもたちの求める、人、場所、もの」と題して話し、分散会では数グループに分かれて子どもの感性、主体性、創造性の向上に向け、意見を交わした。

市保育プロジェクト委員会の田中俊恵委員長は「保育士は子どもを取り巻く現状を把握し、子どもにとって何が必要か、望ましい保育は―を実践、検討しなければならない。シンポジウムを地域に保育園の様子を知ってもらう機会にしたい」と話していた。

おすすめ情報

PAGE TOP