下諏訪駅で「四季島」見送り 6月11日から

LINEで送る
Pocket

「UFOにさらわれる妖精」というテーマの衣装のあんころさん。撮影日に関わらず、毎日自身が描く妖精の格好で生活している

11日から毎週日曜日に下諏訪駅へ停車する豪華寝台列車「四季島」。今年も見送りイベントを開く=2022年6月

JR下諏訪駅(下諏訪町)は、豪華寝台列車「四季島」の見送りイベントを今年も毎週日曜日、同駅ホームで開く。11日が初日で、同駅には10月1日まで計17回にわたり停車する。見送りイベントは誰でも無料で参加できる。町木遣保存会員による木やりの披露もある。鉄道ファンに四季島を間近で鑑賞してもらうほか、乗客らに御柱祭など町の観光をPRする機会にする。

見送りの参加希望者は、各開催日の午前11時30分までに同駅改札へ。イベントでは、町木遣保存会の会員や子どもが、同駅ホームに常設展示された古御柱の上で木やりを披露するほか、ハンドベルを鳴らして四季島を見送る。出発は同11時30分すぎ。昨年の見送りイベントは大人気で、初回は200人、その後も100人以上の親子連れらが毎回参加した。

同駅に停車する新コースができたのは昨年度から。長野コースは1泊2日で、東京の上野駅を出発し、新潟県の新津駅を経て長野県へ。乗客は専用バスで千曲川ワインバレーを観光し、和田峠を経て下諏訪駅に到着する。バス内では御柱祭を紹介するDVD鑑賞があるほか、木落し坂にも立ち寄るという。

堀内圭三駅長は「四季島のお客さんに下諏訪をアピールし、次はゆっくりと町に観光に来てもらいたい」、保存会の宮坂明宏会長も「木やりがどんなものか知ってもらい、5年後の御柱祭を見に来てほしい」と話している。

おすすめ情報

PAGE TOP