また行きたい駒ケ根市 施策を中間報告

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駒ケ根市政の個別課題について研究する「市政策研究所」の一環として、市のシティプロモーション戦略を研究するプロジェクトグループは8日、都市ブランドの確立に向け検討してきた施策を中間報告として取りまとめ、市に提言した。観光を切り口に市を「また行きたい・紹介したい街」とする目標を掲げ、そのための施策や展開を具体的に設定。提言書を受け取った杉本幸治市長は「できることから実行に移す」とし、来年度事業への反映を約束した。

政策研究所は市の総合計画などに基づき、創造力ある政策を検討する組織の総称で、研究テーマごとにプロジェクトグループを編成。今年度はシティプロモーション戦略をはじめ、「健康長寿日本一のまちづくり」「駒ケ根高原『子育ての森』活用整備」「中央アルプス山麓開発整備」の4グループを設置し、それぞれ官民連携で施策の立案や事業化を研究している。

シティプロモーション戦略のグループは6月に発足し、これまで21回の会議を通じて議論を深めてきた。中間報告では「駒ケ根は想像以上に知られていない」との現状認識から、観光を切り口にブランド確立に向けた施策を提言。駒ケ根を知ってもらう「認知」、来訪してもらう「行動」、繰り返し訪れ、他の人に紹介してもらう「リピート」の3段階に分け、具体的な戦略を示した。

認知ではメディアへの積極的な露出を目指すための体制強化やメディア対応の一元化、ロケ誘致などの宣伝活動を提案。行動では駒ケ根来訪に関する会員制交流サイト(SNS)への投稿を増やす仕掛けとしてクーポン発行などのキャンペーン、リピートでは駒ケ根高原一帯の観光客を市内に誘導し、周遊により観光満足度の向上を図る取り組みなどを施策に挙げた。

提言書を受け取った杉本市長は「熱い思いが伝わった」と研究員の努力に感謝。提言内容は「確実に進める」と断言し、実現可能な施策は来年度事業で予算化する方針を示した。同グループでは引き続き会議を重ね、実効性のある施策を検討していく。

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