「地域のお宝展」始まる 信州高遠美術館

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伊那市内の小中学校や公共施設が保管している作品を集めた「地域のお宝展」

伊那市高遠町の信州高遠美術館で20日から、市内の小中学校や公共施設が保管する作品を集めた展覧会「地域のお宝展」が始まった。地元出身の日本画家池上秀畝や青少年期を同市で過ごした洋画家、書家の中村不折など地元ゆかりの作家による作品の中から、物故作家の作品を中心に60点を展示している。2月25日まで。

市内の学校や施設に展示、保管されている郷土ゆかりの作家たちの作品を改めて見直す機会を提供しようと企画した展覧会。2016年に市内小中学校の協力を得て実施した「学校お宝展」を発展させ、市役所や公民館など公共施設の所蔵品も対象とした。

今回は同美術館の所蔵品のほか、市内4小中学校と5施設で保管している作品を展示。今年度、美術館に寄贈された池上秀畝の書による六曲一隻屏風や信濃教育会信濃教育博物館(長野市)から寄託された中村不折による幕末の思想家佐久間象山の肖像画などを公開している。地元の高遠小学校はランチルームに掲示している不折の書「進徳修業」などを出品。会場には大作も多く、見応えのある作品が並ぶ。

同美術館は「普段学校や公共施設に飾られている作品をじっくり鑑賞する機会は少ない。改めて見直し、地元にこれだけの作品があることを知ってもらいたい」と来館を呼び掛けている。

午前9時~午後5時。会期中は観覧無料。毎週火曜と2月14日は休館。問い合わせは同館(電話0265・94・3666)へ。

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