下諏訪町第二区の塚田町 区内協力の綱打ち

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下諏訪町第二区の塚田町御柱祭祭典実行委員会(小林靖広祭典委員長)は13日、諏訪大社下社御柱祭の綱打ちを同町内会で行った。塚田町は19戸(約40人)と小さい町内会で、前回御柱祭では「歯を食いしばって行った」ものの、人口減と高齢化には勝てず、区内の他の町内会の応援を得て綱作りをした。

区民によると、第二区は町内会が五ブロックになり、それぞれ綱作りをしている。ただ下諏訪町内にある10区のうち、第二区は高齢化率(人口に対する65歳以上の割合)が44%と最も高い。参加者からは今回の「協力態勢」を歓迎する声も聞かれ、次回御柱祭以降の綱打ちも何らかの助け合いが必要になりそうだという。

塚田町の綱打ちの担当は山出し用の秋宮一の女綱五番綱と里曳き用の秋宮三の女綱五番綱の2本。曳き綱では御柱から最も遠い小ぶりの綱を作ることになるが、それでも、いずれも玉縄54本をより、長さ約28メートル、直径約15センチの綱を仕上げる。

塚田町は市街地にある。現在小中学生はいないといい、少子高齢化が進む。小林祭典委員長(53)によると、前回は親戚や友達を頼み約50人でやっと作業をした。だが今回は「綱打ちは動員数なくしてできない」とし、塚田町の祭典委員会が主催、第二区が後援して、他の町内会有志や諸団体に協力を呼び掛けた。

作業場所の町道には合わせて100人以上が集まった。他の町内会からベテランも駆け付けた。作業は当初の予定時間より早めに進行。協力一致で綱をより上げた。小林祭典委員長は「参加してくれた人たちに感謝する」とした上で「新たな伝統文化の継承を次回の御柱祭までに考えてもらえれば」と話した。

喜んで他の町内会から参加したという山田一夫さん(71)=湯田仲町=は「人口が減っており、これからは応援態勢が必要ではないか」と述べた。高木利幸区長(63)=新町下=は「若い人たちも参加してくれた。二区全体が高齢化しておりいいことだ。この経験を生かせれば」と話していた。

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