国体スピード少年女子1000 松本芽依初V

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少年女子1000メートルで初優勝を飾った松本芽依(伊那西高)=長野市エムウェーブ

スピードスケートの第72回国民体育大会冬季大会「ながの銀嶺国体」最終日は1月31日、長野市エムウェーブで10種目の決勝を行った。少年女子1000メートルは松本芽依(伊那西高)が1分20秒41の大会新記録で初制覇。成年女子3000メートルの田中翔子(大東大、宮田中―東海大三高出)は8位入賞した。

このほか県勢は成年男子1000メートルで山中大地(電算)、少年男子5000メートルで林莉輝(佐久長聖高)、成年女子3000メートルで樋沙織(日本電産サンキョー)がそれぞれ優勝。2000メートルリレーの長野は堀久美子(松本大、伊那西高出)がメンバー入りした成年女子と松本がアンカーを務めた少年女子、成年男子の計3種別を制した。

スピードスケート、ショートトラック、フィギュアを合わせたスケート競技会で、長野は男女総合得点(天皇杯)で275点をマークして2連覇。女子総合(皇后杯)も124点で2年連続の優勝を果たした。

苦しみ続けてきた3年生に、ようやく笑顔が戻った。少年女子1000メートルは松本が1分20秒41の大会新で初制覇。「今季はここまで良い成績を残せていなかったので、負けたまま終わりたくなかった。優勝できてうれしい」。口ぶりに充実感がにじんだ。

スタートで隣の選手と靴の刃が接触して出遅れたが、慌てなかった。「もともと(2位の)熊谷さんが先に出るのは分かっていた。最後二つのポイントを狙うつもりだった」。作戦通り体力を温存し、残り1周で先頭へ。ラストの直線で北海道の選手に迫られたが、順位を死守。ゴール後にバランスを保てず転倒するほど力を振り絞った。

3年前の全国中学大会で1000メートル優勝を経験したが、高校入学後は全国舞台で思うような結果を出せなかった。直前のインターハイも5位止まり。「3年生としてあるべき姿と現実のギャップに苦しんだ」と自責の念に駆られたこともあった。それだけに、高校年代で争うラストチャンスでつかんだ頂点は格別だ。一方で信大で競技を続ける来季以降も見据え、「残りのシーズンも大事にしたい」と引き締めた。

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