諏訪湖環境改善に2億7039万

LINEで送る
Pocket

県は8日、諏訪湖の専門家会議で、2017年度当初予算案に諏訪湖環境改善事業として2億7039万円を計上したと報告した。ワカサギ大量死を受け、水中酸素濃度を連続測定する計器を5カ所に新設するなど貧酸素の調査・監視態勢を強化。沿岸域の湖水を貧酸素化させる水草ヒシについては、種子を取り除いて繁殖抑制していく区域を拡大する方針だ。

「諏訪湖創生ビジョン」の策定に、貧酸素対策、生態系保全・親水利用のための事業を加えた「3本柱」とした。

測定データの乏しさがワカサギ大量死の原因究明を難航させる一因となり、その教訓を踏まえた。湖心の酸素濃度は信大が測定しており、県はその東西南北4方向と、酸素濃度の値が低い岡谷市湊沖の計5地点で連続測定する。動物プランクトン調査や、湖全域21地点での定期酸素濃度測定も盛り込んだ。県環境保全研究所が中心となり、底質調査も始める予定でいる。

ヒシの種取りはこれまで50メートル四方の区画で試し、繁殖抑制効果をつかんでいるが、来年度は区画を200メートル×500メートルに拡大。春に湖底から種を取り除いて繁茂を抑え、一帯の貧酸素化を防いでいく。

おすすめ情報

PAGE TOP