プラネタリウムとコラボ 伊那東部中演劇部

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阿部さん(手前左)の指導で舞台稽古に励む伊那東部中の演劇部員ら

伊那市東部中学校の演劇部生徒たちが、県伊那文化会館(同市西町)の自主事業「コラボ・プラネタリウム」で、かこさとしさん原作の「どろぼうがっこう」を上演する。3月24日、会館近くの竜西保育園の園児たちを観客に、小ホールとプラネタリウム、両施設をつなぐ通路までも舞台に使って演じる予定で、部員らは新しいスタイルの演劇公演に向けて舞台稽古に励んでいる。

同校演劇部の指導を手伝う県伊那文化会館伊那谷演劇研究所認定演劇アドバイザーの阿部裕吉さんが脚本と演出を担当。絵本「どろぼうがっこう」(偕成社)を元に、コミカルに仕上げる。参加型の演劇で、小ホールの観客席の子どもたちを「どろぼうがっこう」の授業に巻き込みながら、実習場所のプラネタリウムに引き連れていくという。

演劇部は例年、文化祭が終わると外部で発表する機会がなくなり、活動が下火になる。阿部さんは演劇部に公演の機会をつくって部活動を活性化させようと「どろぼうがっこう」の上演を企画。話を聞いた文化会館が自主事業に組み入れ、生徒らの文化活動の応援に乗り出した。

脚本に合わせて同会館がプラネタリウムの映像を製作し、演劇とプラネタリムのコラボレーションが実現。劇の後半では「どろぼうがっこう」の生徒たちの現場実習の場面を、月夜のプラネタリウムで演じる。

4人の演劇部員と応援で参加する同校生徒1人が出演。教職員や会館職員らが協力する。「初めてのことなのでやってみないと分からないが、面白い作品になると思う」と期待する阿部さん。部長の山口彩虹さん=2年=は「プラネタリウムとのコラボが見どころで、小さな子どもたちにも楽しんでもらえると思う。やったことがないことなので、私たちも演じるのが楽しみ」と話している。

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