優しいタッチ楽しんで ハーモ美術館で馬場のぼる展

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下諏訪町のハーモ美術館で、漫画家で絵本作家の馬場のぼる(1927~2001年)の作品展が開かれている。絵本シリーズ「11ぴきのねこ」の校正用リトグラフを中心に約180点を展示。初公開の作品1点も紹介している。5月17日まで。

諏訪大社御柱祭で観光客が諏訪地方に数多く訪れることから、年代層を問わず楽しめる馬場作品を案内。「11ぴきのねこと馬場のぼるの世界展」として開催し、幼少期のスケッチから晩年の作品まで生涯にわたる活動の成果を一堂に案内した。

11ぴきのねこシリーズは「11ぴきのねことぶた」「11ぴきのねこふくろのなか」「11ぴきのねこへんなねこ」など6作品。校正用リトグラフを1枚ずつ並べ、物語がわかるようにしてもいる。

作品は絵本の出版元「こぐま社」(東京)などの所蔵。このうちシリーズ1作目の「11ぴきのねこ」(1967年)に載る1点が初公開作品。絵本と色が異なるものの、いかだに乗った「ねこたち」が大きな魚を捕らえにいく構図が絵本と同じになっている。こぐま社が2月に見つけたという。

このほか、物語になっているしりとりの「ぶたたぬききつねねこ」の水彩画19点や、馬場が亡くなる直前に書いた水彩画「ぶどう畑のアオさん」の原画もある。出身地の青森県三戸町の小中学校時代に書いた塗り絵なども置いている。関たか子館長は「優しいタッチの作品をぜひ楽しんでもらえれば」と話している。

開館時間は午前9時~午後6時。問い合わせは同館(電話0266・28・3636)へ。

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