運動継続で体安定 駒ケ根の健康ステーション

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新たな運動継続の支援策として開設した専用サイト

”健康長寿日本一”を目指す駒ケ根市の活動量計を使った健康づくり「こまがね健康ステーション事業」で、運動を継続している登録者で定期的に医療機関を受診している人の8割近くが体の状態が安定し、1割は検査値で改善がみられたことが、登録者を対象に行ったアンケート調査で分かった。杉本幸治市長は21日の定例会見で「期待した成果が得られている」と評価。歩数の順位などを確認できる専用サイトを新設するなど、運動継続の支援を充実させて事業の一層の推進を図る。

調査は3月、登録期間が3カ月を超える40歳以上の市民で、直近2カ月以内に活動量計を端末にアクセスした437人を対象に実施。341人から回答を得た(回答率78・0%)。

回答者の活動量計使用期間は平均10カ月。71・8%が毎日歩数を確認し、68・0%が歩数を意識して運動など何らかの取り組みを新たに始めたと答えた。

72・7%が高血圧や脂質異常、糖尿病などで定期的に医療機関を受診しており、このうち76・6%が「状態は安定している(悪化していない)」としたのをはじめ、11・3%が「検査値で改善がみられた」、4・8%が「薬の量が減った」とした。

市地域保健課は「特に8カ月以上運動を継続している人は検査値などが改善している人が多い。事業の効果が確認できた」と指摘。「運動量や検査値の評価について医療機関と認識を共有するなど、一層の支援体制の充実を図りたい」としている。

継続的な運動の支援策として、新たに専用サイト「こまがね健康ステーション統計情報」を開設。過去1年間に活動量計を端末にアクセスした人数や年代別の歩数平均値を示し、自分の記録を入力すると同一年代の中での順位が分かるようにした。

同サイトによると、登録者が最も多いのは男性が70代、女性は60代。3月の平均歩数は男性70代は7264歩、女性60代は5889歩だった。

杉本市長は「アンケート調査は事業開始後初めての評価になるが、一定の効果を確認することができた。継続的な運動とともに減塩など食の改善にも取り組むなど、市民自らが健康づくりに取り組む体制をつくっていきたい」と述べた。

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