春一番ごちそう「草餅」 習焼神社で例祭

LINEで送る
Pocket

例祭に先立ち流鏑馬社前で「射礼」を行い神職が弓で矢を放ち邪気をはらう関係者ら

神前に草餅を供えることから「草餅祭」ともいわれる諏訪市南真志野の習焼神社の例祭が22日あった。毎年4町内会が交代で奉仕。今年は当番沢の野明沢の氏子や神職ら約40人が参列し、ヨモギを使った2段重ねの丸餅(3升3合分)を奉献した。

例祭に先立ち同神社近くの同社摂社の流鏑馬社では古式祭を行った。習焼神社から薙鎌や五色旗、供物を手にして流鏑馬社に向かい、2段重ねの丸餅(1升1合分)を供えた。

有賀寛典宮司が祝詞を奏上。神社前では「射礼」を行い、他の神職が東西2方向の天と地に矢を放ち、邪気をはらって五穀豊穣を祈願した。神社総代主務の矢澤洋二さん(65)=南沢=は「この地区の子どもたちの健やかな成長と、農作物が豊作になるよう願った」と話していた。

例祭はかつて諏訪大社上社の大祝諏訪氏が旧暦3月辰の日に参向し流鏑馬などを行い、氏子が春一番のごちそうとして草餅を作り祝った―との言い伝えがある。

おすすめ情報

PAGE TOP