2017年04月29日付

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諏訪湖畔や天竜川の堤防、近所の公園や道路まで、近年はランニングやウオーキングで行き交う人の姿が増えた。定着したマラソンブームに加え、中高年が多く感じるのは健康志向の高まりからか▼心身の健康への運動の効果は知られるところ。駒ケ根市の活動量計を使った健康づくり「こまがね健康ステーション事業」の助言役、東京都健康長寿医療センター研究所の青柳幸利さんは、生活習慣病などの予防が期待できるとして「1日平均8千歩・中強度活動20分」の運動を提唱している▼中強度とは「少し息が上がり、何とか会話ができる程度の運動」(青柳さん)。運動を始めて2カ月ほどで「長寿スイッチ」が入るといい、健康維持には運動の習慣化が必要と強調する。市の調査でも、8カ月以上運動を続けている人の多くで検査値が改善するなどの効果が確認された▼分かってはいるけれど―というのが、多くの人の思いではないか。同事業でも、登録しながら継続できていない人が3割以上いるとの推計もある。かく言う自分も冬場にため込んだぜい肉を何とかしなければと思いつつ、もてあましている1人だ▼同事業の“優等生”からは、買い物や近所の用事を徒歩にするなど、日常生活に運動を取り入れるのが習慣化のこつと教わった。新緑が映える過ごしやすい季節になった。一歩を踏み出すのに、この大型連休はうってつけかもしれない。

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