「琵琶湖周航の歌」合唱 小口太郎作詞100年

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全員で円陣を組み「琵琶湖周航の歌」を大合唱

岡谷市出身の科学者、小口太郎(1897~1924年)が「琵琶湖周航の歌」を作詞してから100年に当たることを記念し、下諏訪町漕艇場で開かれた「第40回信毎諏訪湖レガッタ」(下諏訪町、県ボート協会など主催)は14日、出場者、スタッフら約300人による同曲の大合唱を行い、2日間の日程を締めくくった。今大会には初めて、小口の後輩に当たる京都大学ボート部のOB組織「濃青(のうせい)会」のクルーが参加して、大合唱を指揮。全員で肩を組み、歌声を響かせて絆を強めた。

大合唱は、「琵琶湖―」の作詞から100年、また小口の生誕120年の節目に当たることを記念し、県ボート協会が濃青会に呼び掛けて企画した。濃青会からは、会長の吉田保さん(72)=神奈川県=らでつくるクルー「濃青会鶴見川」がナックルフォア競技にオープン参加。こぎ手の合計年齢は293歳という大ベテランで、背中に「我は湖(うみ)の子」とプリントしたそろいのTシャツで、湖上を力漕(りきそう)した。

大合唱は、全レースが終了した後に行った。濃青会鶴見川のコックス、大杉紘一さん(82)がそらんじる歌詞に続いて、全員でしっかりと肩を組み、6番まで歌った。

吉田会長は「うれしいご縁を持つことができた。諏訪湖には琵琶湖をほうふつとさせる景色がありますね」と笑顔。「琵琶湖周航は、ロマンと冒険心をかき立てる青春時代の得がたい経験。この歌を歌うたびに記憶がよみがえる。諏訪の皆さんと歌えたことは本当に感慨深い」。県ボート協会の矢島正恒理事長も「京大OBの皆さんを迎え、参加したみんなで大合唱をすることができて、とても光栄。これからも縁を大切にしたい」と話していた。

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