ドローンで「魅力」空撮 伊那市新山をPR

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撮影に用いたドローン。伊那市地域おこし協力隊員の金子孝治さん(右)が操縦を担った

伊那市の「田舎暮らしモデル地域」に指定され、移住定住促進に取り組む新山地区の住民組織・新山定住促進協議会は、小型無人機「ドローン」で空撮した新山のPR動画をつくり、協議会ホームページや動画投稿サイトで公開している。第1弾は、早春の里山風景や桜、ハナモモに彩られた集落を撮影・編集した「春編」。今後季節ごとに続編を制作していく。自然の豊かさや里山集落の魅力を空からも感じてもらい、移住者増につなげたい考えだ。

モデル地域に対する市交付金の一部を活用し昨年度、高画質映像も撮影できる1機を購入した。市地域おこし協力隊員で地区内在住の金子孝治さん(42)が3~5月、複数回にわたって飛ばし、農作業の開始を待つ田畑の光景や桜が満開になった4月下旬の新山小学校、大型連休中に高烏谷山で行われた富県区民ハイキングの様子などを撮影。3分間の映像に仕立てた。

里山集落の向こうに中央アルプスが浮かんだり、新山保育園の園児たちが空に向かって手を振ったりと、ドローンならではの映像も満載。人口密集地などではないため飛行許可は必要ないが、関係先に承諾を得て、人の真上では飛ばさないなど安全面を重視して撮影したという。

空撮映像は、6月3日に県の情報発信拠点「銀座NAGANO」で開く移住検討者向けセミナーでも活用。新山地区の住民に披露する機会も検討している。

「紫キャベツの畑、黄金色になった稲穂の波、里山で暮らす人々の表情や営み…。感動の作品をつくって移住定住促進につなげられれば」と金子さん。妻で、同じく協力隊員の靖子さん(45)は「自然豊かな新山が伝わる映像。動画を見た地域の方から、『感動した』との声をいただいてうれしかった」と言う。

「空から見た新山」を通じて地域の人たちが古里の良さを再認識する―。移住者を呼び込むとともに、そんな力も発揮できればと願っている。

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