子どもの居場所づくりへ 「樫の木会」発足

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子どもの貧困が社会問題化する中、茅野市内で食事と学び、遊びを提供する子どもの居場所「どんぐりカフェ」の開設を目指す団体と企業が2日、新たな市民団体「樫の木会」を発足した。同市塚原の市ひと・まちプラザで設立の会を開き、会長に市民生児童委員協議会長の戸田允文さん(76)=同市本町=を選任。第1回のカフェを7月28日午前10時から、玉川地区コミュニティセンターで開くことを確認した。

同会は、県更生保護女性連盟(更女)が県の信州こどもカフェ実行委員会の構成団体になったことを受け、市更女の呼び掛けで発足。市更女、市食生活改善推進協議会、テンホウ・フーズ、たてしな自由農園、NPO法人蓼科八ケ岳国際自然学校を中心に、趣旨に賛同した農家や市民、団体、事業所で構成する。

ドングリ(子ども)を育む樫の木を自らの役割になぞらえ、会の名称とした。同市のこども家庭応援計画「どんぐりプラン」から名付けたどんぐりカフェは、7月から最低月1回、市内各地区を巡回して開く。参加費は高校生以下は無料(大人は300円)。食事のほか、学習支援、自然体験などの遊びの機会も提供する計画だ。

子どもの職場体験や企業の社会貢献活動参加といったイベントも行う。「子ども食堂」など地域で同様の活動を行う団体も支援する方針だ。市の補助金や企業・団体からの協賛金、市民からの寄付金を財源に充てる。

第1回の食事は、テンホウと自由農園などから食材の提供を受け、冷やし中華とギョーザを作る予定。子どもたちは食改メンバーと一緒に調理、配膳、片付けに携わる。学習支援や遊びも行う計画で、今月中にチラシを配布して周知を図る。事前の申し込みは不要という。

戸田会長は「今の子どもたちはたくさんのストレスを抱え、ゆとりのない生活をしている。伸び伸びと優しくコミュニケーションできる場を作っていく必要がある。子どもの気持ち、意見をくみ取りながら、地に足のついた活動を末永くやっていきたい」と抱負を語った。

問い合わせは、事務局の北沢千登勢さん(携帯090・9807・2641)へ。

役員は次の皆さん(任期は2年)。

▽会長=戸田允文▽副会長=保科正之、伊藤槇男、笠井嘉代子、宮下昇子▽会計=矢島弘子▽事務局=北沢千登勢、両角敦子▽部会長=食生活改善推進委員(食事)大石壮太郎(食材)伊藤文子(学習)米川友基(遊び)小澤礼子(広報)

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