藤森民雄さん彫刻展 茅野市美術館

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茅野市美術館で開催中の藤森民雄展

茅野市美術館は同市出身の彫刻家・藤森民雄さんの歩みをたどる企画展を9月4日まで開いている。「生きること、その揺らめき」と題し、1979~2016年に制作したテラコッタ、デッサン画など51点を展示。現代における人間の精神の在り方を表現し、生命力を感じさせる作品が並んでいる。

藤森さんは東京造形大学彫刻科を経て、東京藝術大学大学院彫刻専攻を修了。その後、31歳で新制作協会会員に推挙された。1997年からは横浜国立大学教育学部で後進を指導し、2004年からは同大学教授を務めている。17年には「茅野市縄文ふるさと大使」の委嘱を受けた。

藤森さんは人間の形態、表情だけでなく、人の内に存在する現実とのかかわりの様に最も興味があるという。人間を取り囲む自然界に目を向け、その中で現代の危機感と未来への望み、生命が持つ変化に満ちた時の流れを造形として表現しているという。

会場には、粘土の素焼きで作られた等身大のテラコッタ作品を中心に展示。初期作品から、「解眠」「風蝕」「休息の午後」などのシリーズ作品も並び、藤森さんの作風の変化も感じられる展示になっている。

観覧料は一般500円、高校生以下無料。開館時間は午前10時~午後6時。火曜休館。問い合わせは同館(電話0266・82・8222)へ。

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