都内の「理系女子」歓迎 4社が概要説明

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製造業の担当者から会社概要の説明を聞く女子学生=諏訪市のホテル紅や

諏訪市は21日から、技術者や研究者を目指す都内女子学生の市内企業への就職を促進する初の「リケジョ(理系女子)雇用応援事業」を市内で始めた。東京工業大、東京理科大、工学院大(いずれも東京)の大学生、大学院生の計28人が23日までの2泊3日で参加。就職活動で市内企業も選択肢に入れてもらおうと、企業訪問を受け入れたり、事業概要を説明したりして身近に感じてもらう。

参加者は昼ごろバスで到着。ホテル紅やでは理系女子の採用に前向きなアスリートFA、アルティメイトプロジェクト、高島産業、ヤマトの4社が職種分野を含め事業概要を説明した。機械装置メーカー・アスリートFAの山崎晃社長は「(技術的な能力は)女性も男性も同じ」と述べ、歓迎した。

高島産業の人事担当者は機械設計を手掛ける女性技術者の一日を紹介。「『高校で学んだこと生かせるから選んだ。相手の要望に応えられるか突き詰める時が楽しい』と言っている」と話した。

参加者は熱心に耳を傾けた。東京工業大大学院1年の米本和可さん(22)は、諏訪の企業を選択肢に入れるには土地のなじみが薄いことから参加した。「中小企業がたくさんあると知った。自分の目で見て判断することが大事だと思った」。東京理科大4年の山口奏穂さん(21)は「理系の女性を受け入れようとしている市の姿勢に共感した。(子育てなど)仕事以外のサポートの観点も入れて就職先を考えたい」と話した。この日はセイコーエプソンのものづくり歴史館も見学した。

ものづくり企業が集積する市の強みを生かした事業。就職で呼び込み、定住、結婚、出産の循環による人口増も視野に入れる。同窓会組織と連携の実績があったり、出前教室で関わったりしている3大学を通じ10人ずつ募集した。

22日は市内企業3社を訪問し、製造現場を見る。午後の散策ではサイクリングや立石公園訪問などを計画。23日は諏訪大社上社本宮や霧ケ峰に出掛ける。

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