御柱祭熱気の開幕 諏訪大社上社山出しスタート

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曳行初日、好天に恵まれ、雪を頂く八ケ岳を背に諏訪大社上社へと続く御柱街道を進む本宮四之柱(一番塚交差点下)

曳行初日、好天に恵まれ、雪を頂く八ケ岳を背に諏訪大社上社へと続く御柱街道を進む本宮四之柱(一番塚交差点下)

7年目ごとに行われる諏訪大社式年造営御柱大祭の幕開けとなる上社山出しが2日、八ケ岳連峰の麓、標高1300メートル近い茅野市、原村境の綱置場を出発点に始まった。好天にも恵まれ、大勢の氏子が参加。上社の本宮と前宮に建てる8本の御柱は、里に向かって動き出した。各柱ともほぼ予定の地点へ曳(ひ)き付けて初日の曳行(えいこう)を終えた。諏訪地方は下社の里曳きが終わる5月16日まで御柱祭一色となり、大祭に臨む氏子たちの熱気に包まれる。

神事を終え、午前7時10分すぎ、96年ぶりに本宮一を担当する諏訪市豊田・四賀地区が曳行を開始し、茅野市ちの・宮川地区が奉仕する最後尾の前宮四も8時前には動き出した。

晴天の下、御柱はV字形のメドデコを左右に揺らしながら進んだ。「協力一致でお願いだー」などと要所で木やり衆が景気を付け、ラッパが高らかに鳴り響いた。第一の難所、茅野市穴山の大曲(おおまがり)では、御柱を慎重に操りながら通り抜けていた。

今回は初めて、辰野町の横川国有林内で御柱用材を伐採した。最も太い本宮一は目通り周囲3.35メートル、重さ9トン近い巨木。3月25日に中央道経由で山出しの起点となる綱置場に搬出された。

2月15日の抽籤(ちゅうせん)式で決まった曳行担当は本宮一が豊田・四賀、本宮二が中洲・湖南、本宮三が境・本郷・落合、本宮四が原・泉野、前宮一が富士見・金沢、前宮二が米沢・湖東・北山、前宮三が玉川・豊平、前宮四がちの・宮川。どの地区も早くから準備を進め、山出しに向けて気持ちを高めてきた。

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