「イクボス」「温かボス」宣言 伊那市

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署名した宣言書を手にする白鳥市長(右から2人目)ら

伊那市の白鳥孝市長ら理事者3人と部課長級以上の幹部職員58人の計61人が23日、「イクボス・温かボス宣言」をした。上伊那地方の自治体では初めての宣言で、子育てや介護をしながら仕事が続けられる職場環境づくりを率先して進める。

市役所で開いた宣言式では市長、副市長、教育長が「職員の子育てや介護などの家庭生活と仕事の両立を応援する」とした宣言書に署名。白鳥市長は「市内の企業にも広めていきたい」と話し、立ち会った県の中島恵理副知事は「ワークライフバランス(仕事と生活の両立)がさらに進み、温かな伊那市として発展してほしい」と期待した。

仕事と生活の両立に理解を示す上司を目指そうと全国に広がる「イクボス」の取り組みに対し、県連合婦人会は「温かボス」という概念を加えて、誰もが安心して暮らせる社会づくりに向けて宣言を広めている。同婦人会や県によると、8日現在で県内56の団体・企業の2016人が宣言している。

伊那市では、過去に男性職員の育児休暇取得例が1件あるが、昨年度の取得者18人は全員女性。介護休暇取得者は昨年度、男女ともになかった。市総務課は「宣言を契機にさらに周知に努めたい」としている。

この日は、係長級職員を対象にした男女共同参画に関する研修会があった。中島副知事が自身の経験を通じてワークライフバランスや「イクボス・温かボス」などについて話した。

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