宮脇のハリギリ 県天然記念物指定解除諮問へ

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長岡神社境内に立つ「宮脇のハリギリ」=2015年2月。事故防止のため現在は伐採されている

県教育委員会は24日、箕輪町東箕輪の長岡神社に立つ「宮脇のハリギリ」について県天然記念物の指定を解除するよう県文化財保護審議会に諮問することを決めた。枯死し、事故や災害防止のため既に伐採されている。9月の審議会に諮問し、早ければ年度内に答申を受ける。

宮脇のハリギリは胸高直径2.5メートル、高さ40メートル、樹齢360年(指定当時)で、県内のハリギリとしては特に老体木として評価され、1962年7月、県天然記念物に指定された。

落下の恐れのある枝の伐採や、ワイヤーロープで支えるなどの事故防止対策を取ってきたが、幹の空洞化が著しくなり、2014年にはほとんどの葉を落としてしまった。今年5月に樹木医が「枯死」と診断、人的被害や神社本殿への被害をさけるため県教委が伐採を許可していた。

後継を残すため、独立行政法人森林総合研究所材木育種センターにより接ぎ木による繁殖が行われ、苗木が育っている。

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