諏訪実高SPH指定 文化ビジネスの専門家育成

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諏訪実業高校(諏訪市)の全日制商業科と会計情報科、服飾科が、文部科学省が進める2016年度の「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)」に指定された。県内では同校が唯一選ばれた。文化ビジネスの専門家の育成を目指し、研究開発を展開していく。

SPHは大学、研究機関、企業との連携で、高度な知識と技能を身につけ、社会の第一線で活躍できる専門的職業人の育成が目的。専門高校対象に2014年度から始まり、指定期間は3年間。毎年10校を新規指定している。今年度は全国55校から申請があった。

同校の研究開発は「文化ビジネスエキスパート」の育成。地域の魅力や日本の感性をビジネス価値につなげ、世界に羽ばたく人材を育てるプログラムを研究する。地元産業の地域資源と文化を知り、文化的付加価値を付けて、グローバルに広げていく構想だ。

カリキュラムの詳細はこれから詰めていくが、1年目は現行のカリキュラムを人材育成に合うように見直して発展させ、次年度から実施する予定。また、地域文化をビジネス化する研究に取り組む京都府の同志社大学大学院ビジネス研究科との連携などを計画している。今年度は800万円前後の助成を見込む。

これまでの諏実タウン、ファッションショーなどの独自の取り組みが評価され、「これらを軸に充実させていく」と薄井康央校長。さらに「商業の流通と服飾のもの作りの融合を考え、共通する履修科目を作っていく。生徒にとってはメリットになり、予算を生徒のために生かしたい。内容が劇的に変わるわけではなく、地道にこれまでの取り組みを積み重ねて、発展させ充実させたい」と話していた。

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