旧陸軍戦闘機の部品か 寄贈受けて勉強会

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航空機の部品と思われる寄贈品を検証する資料館運営委員ら

伊那市の美篶小学校資料館運営委員会は14日、同市上の原にあった旧陸軍伊那飛行場の遺物とされる新たな寄贈品の勉強会を、同資料館で開いた。飛行機の部品とみられる寄贈品は外観から、旧陸軍の戦闘機の部品の可能性があり、委員らを驚かせている。

直径約50センチ、高さ約50センチのドーム状で、重さ約5キロの軽合金製。委員がインターネットを使ってその場で調べたところ、旧陸軍の飛行機の中にプロペラの先端に良く似た形状の部品を付けた戦闘機があり、「補修用に置いてあった部品かもしれない」と想像した。

寄贈までの経過を説明した矢島信之副委員長によると、同市美篶上川手の酒井玄太郎さん(故人)が所有していたもので、家の庭で外灯の台座として使っていたという。子どもたちの学習資料にしたいという委員会の要望を、家族が快く受け入れた。

同じ形をした部品の目撃証言はほかにもあり、「牛の飼い葉入れに使っている家があった」と話す委員も。「俺の家には(戦後)飛行場から持ってきた飛行機の輪っかがある。ゴムも傷んでいないし、今も空気が抜けてない」という発言まで飛び出した。

「飛行場には遺構があるが、ちょっと離れた場所にもこういう戦争の遺物があるということを地域で学び、子どもたちに教えていくことが大事。地域にあるものを募って、展示をすべき」と委員ら。松下始委員長は「資料館で大事に保管し、学習の材料として子どもたちに見せたい」と話した。

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