小中生にバイオリン指導 東京藝大「早期教育プログラム」

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澤学長から指導を受ける唐木さん(右)

澤学長から指導を受ける唐木さん(右)

国際舞台で活躍できる音楽家の育成を目的にした、東京藝術大学の「早期教育プログラム・バイオリン部門」が9日、伊那市のいなっせで開かれた。全国の主要都市で開いているが、地方都市では同市が初めて。事前選考を通過した、市内3人を含む全国各地の7人の小中学生が、今月1日に学長に就任した澤和樹さんからバイオリンの指導を受けた。

同市で開かれる伊澤修二記念音楽祭が今年で30回の節目を迎えることを記念し、同大と市教育委員会が企画。澤さんの学長就任も記念した。音楽祭は同市高遠町出身の伊澤修二(1851~1917年)が東京音楽学校(現東京藝術大学)の初代校長を務めた縁で、毎年開催。同大の学生が同市で中学生に楽器演奏を指導するなど交流が続いている。

この日は、1人につき40分間公開でレッスン。澤学長は優しい口調で話しかけ、時折手本の演奏を示しながら丁寧に指導。終了後にはそれぞれに修了証を手渡した。同大学院生の齋藤澪緒さん(上田市出身)のミニコンサートも行った。

ベリオの「バイオリン協奏曲第9番・第1楽章」の指導を受けた伊那小学校の唐木奈緒さんは「緊張したけれど、高低音の弾き方や、難しいところは早めに指を準備することなど、具体的に教えてもらい分かりやすかった。みんなに喜んでもらえる演奏ができるようになって、将来はバイオリンの先生になりたい」と話していた。

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