女性100年会議 諏訪で模擬議会

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就労や教育、子育て支援などをテーマにやりとりした「女性100年会議@諏訪」の模擬議会

諏訪市を中心にした女性有志でつくる「女性100年会議@諏訪」は11日、模擬議会を同市議場で開いた。18歳以上の女性35人が向かい合って座り、質問者と答弁者を分担した。子育てや復職の支援、働き方など日ごろ感じていることをやりとり。提案型の質問も多く、暮らしやすい地域づくりを考えた。

同会議は4月に発足し、7月からワークショップを開いて準備してきた。模擬議会は4グループごと25分の持ち時間で行った。質問者は10人で産後うつのケアや起業時のサポートの充実、生ごみ減量策、ボランティアのポイント制度化、女性の学びの場の確保など多岐にわたった。

教育面では諏訪市立小中学校が取り組む「ものづくり教育」について、その時間を基礎学力を伸ばすことに使ってほしいとの保護者の声を聞くとし、「意図を明確にし、子どもや保護者、教員にもっと理解してもらうことが大切では」との質問が出た。

42万円の支給が受けられる出産育児一時金に関して、実際の出産費用との差額を自己負担する場合があるとし、「子どもを安心して産めるよう増額してほしい」との要望もあった。

最初は緊張気味だった女性たちも徐々にほぐれた様子で、落ち着いた口調で質問。答弁役の人も市職員への聞き取りを参考にして答えるなど準備した成果を見せた。

一般住民や諏訪市議、同市職員ら約30人が見守った。金子ゆかり市長も傍聴した。

仕事と育児の両立の中で子どもの宿題を見てくれる支援策があると助かると質問した神澤佑実さん(44)=岡谷市=は模擬議会後、「(取り組みを通じて)悩みを持っているのは自分一人ではないと感じた。子どもの勉強を見守る場など地域で助け合えるといいい」と話した。

諏訪市内で女性のみが参加する模擬議会は、旧男女いきいきすわ市民会議が1998年に開いて以来。同会議の佐藤よし江代表(62)=同市=は「この経験が次の活動のステップになれば」と述べた。

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