「いなん100km徒歩の旅」 住民主体で“再出発”

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上伊那南部地域の小学生が毎年夏、駒ケ根、宮田、飯島、中川の4市町村内に設定したコースを歩く「いなん100キロ徒歩の旅」は、今年も8月に実施する。9回目を迎える今回の主催者は、これまでの駒ケ根青年会議所(JC)に代わり、JCOBや地域住民で組織する実行委員会が引き継いで運営する。幹部役員には旅の代表者に位置する歴代の団長が顔をそろえ、伊南地域に根付いた青少年育成活動を継承する。

徒歩の旅は2008年、当時のJC夢少年育成委員会が立案。児童の保護者や教育関係者、商工会青年部員らと共に「いなん夢少年育成市民会議」を組織し実施してきた。今年JCは創立50周年を迎え、各種の記念事業を控えていることなどから、昨年のうちに実施主体の移行を検討。過去8年間の下支えをした市民会議が継続を承諾し、実行委員会に組織改編した。

実行委員長には初代団長を務めた平林裕一さん(46)=宮田村=が就任した。平林さんは徒歩の旅を「児童が試練を乗り越えて夢へ向かうためのきっかけを与える事業」と位置付け、「子どもの成長を願う地域事業を絶やす訳にいかない。皆さんの協力を得て今年も無事に旅を成功させたい」と意欲を見せた。

14日夜には第2回実行委員会を駒ケ根商工会議所で開き、第9回の日程やコースの骨子を決めた。今年の日程は8月8日から12日の4泊5日間。コースは初日が宮田~駒ケ根、2日目が駒ケ根~中川、3日目が中川~飯島、4日目が飯島~駒ケ根、5日は駒ケ根市内を回る。1日約15~23キロを歩む行程で総歩行距離は101キロを予定する。

参加者は小学4~6年生が対象で今年の定員は64人。5月上旬には各小学校へチラシを配布し、参加者を募る。旅の期間中、児童は親元を離れ、仲間と共に地域の公共施設に寝泊まりしながらゴールを目指すことになる。

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