予想上回る反響 JOMONフェスに約3万人

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茅野市で9月9日から44日間にわたって行われた「第0回八ケ岳JOMONライフフェスティバル」の実行委員会は14日夜、反省会を市役所で開いた。プレイベントを含めて37のイベントに市内外から2万9425人が参加。当初予測の1万人程度を大きく上回る反響があった。次回の「第1回」は東京五輪がある2020年に開き、茅野市の「縄文」を世界に発信する。

同フェスは、市と茅野商工会議所、茅野市民館、市民らでつくる実行委が主催。3年に一度のトリエンナーレ形式で、初開催の今回は第0回として試行した。「『生きる』はもっと素直でいい」をテーマに、事業費約3000万円(実行委約2000万円、市民館約1000万円)で、茅野市の「縄文」を学び、楽しむイベントを繰り広げた。

来場者数の内訳は、縄文にちなんだ食や音楽、体験を楽しむ「尖石縄文まつり」が最多の3800人。屋外上映会や肉料理、子ども広場を実施した「仮面の女神誕生日パーティー」の2000人、スイーツイベント「縄文カフェ」の1000人が続いた。

同市出身の建築家藤森照信氏の新作茶室「低過庵」の見学会に646人、最終日の平原綾香さんのライブに635人、夜の火祭りに500人が参加した。同市在住の作家原田マハさんの講演会に300人が集まった。

尖石縄文考古館には期間中1万4341人(前年同期8957人)が訪れ、来館者80万人も達成。限定販売した縄文フレーム切手シートもほぼ完売し、現在は唯一、米沢郵便局で販売されている。

反省会には部会長ら約50人が出席し、「子どもから大人まで縄文に関わることができてよかった」などと手応えを語った。予算や駐車場、移動手段の確保のほか、実行委への若者参加や次回に向けた準備検討、コンセプトの明確化を促す意見も出た。

実行委員長の柳平千代一市長は関係者の協力に感謝した上で、「第1回の『核』を探したい。3年はあっという間。新年度から作業を始めていく」と呼び掛けた。

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