中学2年生にキャリアフェス 来年、伊那市で

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伊那市教育委員会は来年11月2日に市内の中学2年生全員を一堂に集め、仕事や企業、文化など地元の魅力について幅広く学び生き方を考える「伊那市中学生キャリアフェス」(仮称)の開催に向けて準備を進めている。全市的に行うのは初めて。市教委は18日、市民体育館を会場にする実施案を市総合教育会議に説明した。フェス実行委員会で出された意見も報告し、保護者らも交えて実りある取り組みにしようと意見を交わした。

上伊那地方の産学官でつくる「郷土愛プロジェクト」が昨年から管内の中学校で実施しているキャリアフェスの伊那市版として企画した。

市内の関係者らで構成する実行委員会が具体的な内容について検討。企業ごとにブースを設けて働いている人の思いを聞くほか、地域の祭りや伝統芸能などにも触れ、生徒自ら主張したり、市長を交えて語り合ったりする場にもしたいと、さまざまな提案が出されている。

教育委員を交えた総合教育会議で白鳥孝市長は 「いろいろな職種に接することで中身の濃い学びの場になる。これだけ力を持った企業があることを保護者にも参加してもらい、知ってほしい」と述べた。

伊那市内の中学校では昨年、郷土愛プロジェクトによるキャリアフェスが伊那中で初めて開かれた。今年はキャリア教育推進委員会の主催による市単独事業として春富中で開き、42の事業所や団体が参加。同校全校生徒と長谷中の1、2年生約470人が体験型ブースを回り、仕事や伝統芸能などにじかに触れた。

参加した生徒からは「数社の企業名は聞いたことがあったけれど、こんなにいっぱいあるとは知らなかった。伝統的な行事も多くあり、もっと伊那谷のことを知りたい」といった感想も聞かれるなど好評。

市内には中学校が6校あることから、市教委は「1校ずつ巡回する方式では卒業までにフェスに参加できない生徒も出てくる。中学2年は職場体験する年代でもあり、一堂に会する中で地元の仕事について理解をより深めてもらえれば」と期待する。

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