千畳敷で雪中貯蔵 特別酒「滲」今年も

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今年も中央アルプス千畳敷で雪中熟成するオリジナル純米大吟醸酒「滲」

「中央アルプス駒ケ岳ロープウェイ」を運行する中央アルプス観光(駒ケ根市)は、昨年のロープウエー開業50周年を記念して販売したオリジナル純米大吟醸酒「滲(しん)―Shin―」を今年も500本限定で販売する。中ア千畳敷(2612メートル)の雪の中で熟成させた特別酒で、好評につき販売継続を決定。今年は20日に雪中貯蔵作業を行い、3カ月間寝かせた上で4月21日の掘り出し、発売を予定している。

雪中熟成酒の販売は50周年の節目を記念し、春まで雪が残る千畳敷の特性を生かして企画。貯蔵する酒は伊那市荒井の蔵元「宮島酒店」が飯島町産無農薬契約栽培米を使用して製造した。50周年にちなんで酒米の精米歩合は50%とし、500ミリリットル入りの新酒を限定500本生産。ロープウエー駅やインターネットで限定販売したところ評判を呼び2カ月足らずで完売した。

同社によると、最低温度氷点下15度、空気の対流がほとんどなく太陽光を通さない雪の中で貯蔵することで「硬さが取れ、まろやかな味わいになる」という。昨年5月に実施した試飲会では男女を問わず好評だったといい、継続販売に踏み切った。

同社営業部の加藤平良さんは「昨年は千畳敷の恵みが酒に滲み、お客さんの心にも滲みるよう思いを込めて造った。今年もその思いを伝えることができれば」と期待。今後も継続的に製造販売することで「千畳敷といえば、滲のイメージを定着させたい」と意欲を示している。

価格は1本3000円(税込み)で、購入は一人4本まで。一部はインターネットを通じて販売する。問い合わせは中央アルプス観光(電話0265・83・3107)へ。

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