諏訪市内 大規模工場の建設増加

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昨年11月に稼働したシュタールの新工場。諏訪市内では規模の大きな工場増設が増えている

諏訪市内で今年度、比較的規模が大きい工場の増設が目立っている。市が把握しているだけでも製造業を中心に6社。市商工課は背景の一つに景気の好調さがあるのではないかと分析し、「小規模な一部増設はこれまでもかなりあったが、大規模なものが多いのは近年珍しい」としている。

大規模な工場を建設したのは、市が把握する範囲で小松精機工作所、セリオテック、丸一ゴム工業、シュタール、テンホウ・フーズ、河西精機製作所の各社。中には延べ床面積が1000平方メートルを超える工場もある。

工場新設は、新たな設備投資で工場内のレイアウトを変えて業務を効率化する目的がある。生産能力を高めたり、新規事業に取り組むための場所が必要になったりする企業もある。

特殊鋼材や非鉄金属の加工を手掛けるシュタール(同市豊田)は、既存の工場が手狭だったこともあり、本社の隣地を取得。約2400平方メートルの敷地に床面積約840平方メートルの工場を建設した。2017年11月から稼働し、アルミの材料を管理している。同社は「数年前から引き合いが多く、景気は良い状態」とする。

「新しい工場は人目を引くので、採用や知名度アップに効果が出ているとの声も聞く」と商工課。企業の人手不足が深刻化しているが、工場新設や設備投資で「企業はより効率的な仕事の進め方を考えているのではないか。今年は景気が良い状態が続き、設備投資は活発になるのではないか」と見通している。

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