インフルエンザの流行拡大 上伊那

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上伊那地方でインフルエンザの流行が拡大している。14日までの1週間に、計8カ所の定点医療機関から県に報告された患者数は今季最多の246人。1カ所当たり30・75人となり、国が定める警報レベル(30人)を超えた。小学校を中心に学級・学年閉鎖の措置も急増=グラフ参照。県伊那保健福祉事務所は「まん延期に入った」と指摘し、小まめな手洗いやマスクの着用など、感染予防と拡大防止を改めて呼び掛けている。

同事務所によると、インフルエンザは1月下旬から2月上旬に流行ピークを迎えることが多い。第2週での警報レベル到達は、近年だと2014~15年シーズンに次ぐ早さという。全県の患者数も1カ所当たり27・15人となり、来週にも警報が発令される可能性がある。

上伊那では、低温と乾燥が続いた昨年12月の後半から欠席者の増に伴う学級・学年閉鎖が目立ち始め、第3週は15~18日の前半だけで21件に上っている。冬休みを終え、集団生活が再開したと同時に感染が拡大したことがうかがえるという。

伊那市伊那北保育園の年長児たちは18日、2歳児とのお散歩から帰ってくると、しっかりと手洗い、うがいをして予防に努めていた。

当初はA09年型ウイルスが流行の主流だったが、一部の患者に行う県の検査ではここにきてB型も増加。A型、B型の同時流行の兆しも見せている。「今季は大人の患者も多い」とし、全年齢層で注意が必要とする。

同事務所は、38度以上の熱や頭痛、関節痛などの症状が出た場合、早めに医療機関を受診するよう呼び掛け。小まめに入念に手洗いをすることのほか、「喉が潤っていれば粘膜にウイルスが定着しにくくなる」として、うがいや小まめな水分補給も勧める。室内は加湿器などを使って適度な湿度を保ち、受験生に対しては「十分な栄養と睡眠を取ってほしい」と求めている。

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